素材の味を大切に・・・
本格フレンチのアントワーヌ
綿実油を使ったお店取材の第3回目は、近鉄大阪線堅下駅目の前にあるフレンチレストラン アントワーヌのオーナーシェフ太田淳史さん。
祖父祖母の代の60年前から近鉄堅下駅の踏切横にあった「堅下屋食堂」を2年前にリノベーションして新たにフランス料理店としてオープンされたお店です。オーナーシェフの太田さんはフランスや神戸の有名店で10年以上修行された方でもあり、歴史ある食堂の三代目にもなるそうです。
フランス料理というと敷居が高く感じられますが、10席ほどの店内を奥様と二人で切り盛りされており、センスのある明るい内装の店内とあわせて気軽に立ち寄れる雰囲気のお店でした。
太田さんも普段フランス料理になじみのない方にも是非、気軽に来店してほしいというスタンスでオープンしており来られるお客様もカジュアルにランチを楽しんだり、お子様の誕生日などの利用も多いようです。
綿実油は素材の良さを
ひきたてる力が大きく違う
柏原で育った太田さんが地元でフランス料理店をオープンする際、できるだけ地元の食材・素材を使っておもてなそうと考えられていたそうです。
太田さん自身は綿実油を使ったことはなかったのですが、綿実油の製造メーカーである岡村製油の販売会で綿実油に出会い、その質の高さにほれ込んでオープン時からコンフィやドレッシングに使用されています。
オリーブオイルなどは油自体の主張があり、料理の際は油と素材を合わせて作るのに対し、綿実油のよさは素材の味を生かして邪魔しないところで、素材の良さをひきたてる力が大きく違うそうです。ドレッシングに使用すると雑味がない味になるのでとてもおすすめということでした。
綿実油を使ったお菓子「マンテカオ」
その時々の旬の素材をコースに盛り込むアントワーヌさんでは料理の説明の際には油のことも説明しておられるそうで、地元岡村製油のことをご存知の方も多いとのこと。
また、太田さんが綿実油に出会った岡村製油の販売会には、今では出品することもあり、そこでは自慢のフレンチ料理や綿実油を使用した北アフリカのお菓子「マンテカオ」なども販売して喜ばれています。
お店情報
店名 | アントワーヌ |
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住所 | 大阪府柏原市大県1-4-1 |
駐車場 | 有 |
TEL | 072-972-0098 |
定休日 | 月曜日 |
URL | http://blog.zaq.ne.jp/antoine/ |